
このたび、BAKU Pro AudioではBCAシリーズの新製品として、非常に貴重なVintage APIパーツを使用したAPI 500シリーズフォーマットのマイクプリアンプ「BCA312」を発売いたします。
現在、Vintage APIを使用したマイクプリアンプは市場でほとんど見かけることがなく、世界的に入手困難な機材となっています。
APIコンソールのマイクプリアンプ部である312カードやコンソールモジュールは、EQモジュールの550Aや560とは規格が異なるため、そのままランチボックスで使用することができませんでした。これが流通量の少なさの一因となっている可能性があります。
また、Jensen社製トランスを搭載したAPIコンソールも一部存在するため、API製のVintageトランスを搭載した個体は、さらに希少性が高いと言えるのではないでしょうか。
BCA312は、非常に貴重なVintage API 312カード等に搭載されていたインプット/アウトプットトランスや2520オペアンプを使用し、500シリーズ互換モジュールとしてBAKU Pro Audioが再構築したプレミアムなマイクプリアンプです。

インプット / アウトプット トランス
API社製 Vintage トランスを搭載しています。
*トランスには複数の種類がございます。
主な特徴
使用部品について
※Vintage部品を使用しているため、トランスの型番やオペアンプには複数の種類がございます。
部品の指定はできませんので、あらかじめご了承ください。
2025年8月27日(水) 11時より予約受付開始
主な特徴
Vintage APIを500シリーズ互換モジュールとして再構築
Vintage 2520 オペアンプを搭載
インプット/アウトプット共に貴重なAPI Vintageトランスを搭載
Grayhill社製ロータリースイッチを採用し、12ポジションで最大GAIN 60dBを実現。
BCAシリーズでおなじみの、ポジションごとに異なるステップ幅を持ち、細かい設定が可能です。
・25dB ~ 45dBまでは2.5dBステップ
・45dB ~ 60dBまでは5.0dBステップ となっています。
極性(POL)を反転します。
マルチマイキングの際に便利です。
入力トランスのインピーダンスは、600Ω(Hi)または150Ω(Lo)に切り替え可能です。(OFF時は150Ω)
使用するマイクに応じて最適なインピーダンスを選択できます。
また、インピーダンスの違いによる周波数特性の変化を活かして、サウンドメイクに応用することも可能です。
マイクゲインのレンジが20dB下がります。
500シリーズラックの電源部から、コンデンサーマイクロフォンなどに+48V電源を供給します。
出力信号レベルをコントロールします。
微調整だけでなく、サウンドメイクにも大いに役立ちます。
例えば、Gainを上げてをアウトプットをやや絞ることで、トランスの飽和感をより強く感じられるサウンドを楽しむことができます。
Gallery
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